昨年に引き続き、今年も春休みを利用して岩手県大船渡市の仮設住宅にボランティアに行ってきました。今回も金沢大学、香川大学の学生・教員有志による合同チームで、仮設住宅の集会所および公民館でカフェ活動をおこなってきました。金沢大学地理学研究室からは、4年生2人、3年生2人、教員1人が参加しました。今回も株式会社ダートコーヒーさま(本社:石川県金沢市)の全面的なご支援とご協力をいただき、本格的なカフェ活動をおこなうことができました。この場を借りて、ダートコーヒーさまには心よりお礼申し上げます。
今回も大船渡市内の2つの仮設住宅を訪問してカフェをおこないました。震災からすでに4年が過ぎ、大船渡市の仮設住宅では再建した自宅や災害公営住宅への入居が進んでおり、私たちが訪問した2つの仮設住宅の内1つでは、すでに半分近くの住民が仮設住宅を出ていました。そのこと自体は望ましいことなのですが、転出先の災害公営住宅に知り合いがいなかったために再び孤立してしまった高齢者や、仮設に残された住民たちの孤独や取り残され感を考えると、まだまだこれからも息の長い支援が必要になると予想されます。私たちにできることは微々たるものですが、これからもさまざまな形で皆さんの生活を応援したいと思っています。