金沢大学人文学類地理学教室

 
 
地域調査実習報告書
 
 「地理学教室で学ぶこと」にも書いてあるように、地理学教室では毎年「地域調査基礎実習」(2年生)と「地域調査応用実習」(3年生)をおこなっており、年度末にはその成果を「地域調査実習報告書」にまとめています。これまでに北陸各地はもとより北は北海道から南は沖縄まで全国各地を訪れて地域調査実習をおこなってきました。他の専門分野と比べた地理学専門分野の大きな特徴の一つがこの「地域調査実習」であり、その成果をまとめた「地域調査実習報告書」の作成です。
 地理学教室で学ぶ学生にとって、この地域調査実習への参加は卒業論文とならんで大学4年間の勉強の中で(いろんな意味で)大きな思い出となることでしょう。自分の興味や関心に基づいてテーマを設定して、自分で現地調査をおこない、その成果を自分で一本の論文にまとめるという一連の過程はとても創造的な作業です。それは地理学にとって不可欠のフィールドワークという作業を通じて地理的なものの見方・考え方を学ぶ場であるとともに、卒業して社会人になっても様々な現場で役立つ力を身につけることにつながるでしょう。
 
以下にこれまでに刊行した報告書のうち1997年度以降の分の目次を掲載しておきます。
なお、報告書の閲覧をご希望の方は、メールで地理学教室までご連絡ください。
 
 
2018(平成30)年度 「静岡」
大学院「地域調査実習」
静岡県藤枝市西方地区における輸出向けみかん産地の存続要因           (池田 尭弘)
グリーンツーリズムの展開が農家に与える経済的精神的影響−静岡市の「お茶ツーリズム」を事例に−
(金   丹)
「地域調査応用実習」
静岡県富士市の衛生用紙産地における企業の集積要因―主体間の関わりに着目して―  (上原由梨香)
小規模伝統工芸産地における組合の役割―静岡県静岡市駿河竹千筋細工を事例に―      (小川 紗良)
グリーンツーリズムと地域活性化―静岡県伊豆地域のいちご狩りを事例に―       (河㟢 友莉香)
地方港湾における観光化の実態―沼津市沼津港を事例に―                 (坂口 菖子)
巡礼の活性化における信仰と観光の側面―伊豆八十八ヶ所巡礼を事例に―            (長 優貴子)
コンテンツツーリズムの地元店舗の対応―静岡県沼津市「ラブライブ! サンシャイン‼」を事例に―
(長沼 新之介)
観光地における防災対策と宿泊施設の対応―静岡県伊豆市土肥オレンジゾーン指定を事例に―
(西村 敦)
J3参入チームの地域への影響 ―アスルクラロ沼津を事例に―            (山田 孟史)
 
「地域調査基礎実習」
地理的表示制度の効果と登録後の取り組み―「三島馬鈴薯」と「田子の浦しらす」を事例に―
(伊藤 昌輝)
温泉観光地・熱海の観光まちづくりと観光地「再活性化」の取り組み            (大菅 華永)
伊豆半島北西部における住民の生活圏の検討 ―小さな拠点の視点から―            (佐野 稜悟)
「文化サイト」を主軸としたジオパークの展開に関する考察―静岡県伊豆の国市を事例に―
(納藤 真実)
大井川鐵道の観光鉄道と地域交通としての役割                   (花岡 慶弥)
 
2017(平成29)年度 「岡山・長野」
<岡山編>
「地域調査応用実習」
地方都市郊外在住の高齢者の外出行動と社会関係―岡山県赤磐市を事例として―  (荒木 璃沙)
コミュニティサイクルの利用者特性―岡山市『ももちゃり』を事例に―          (今尾 峻太)
地域おこし協力隊の活動実態と定住に向けた地域との交流―岡山県4自治体を事例として―    
                                      (田村 めぐみ)
果樹産地における高品質ブランド化の取り組み―岡山県倉敷市玉島北地区のモモ産地を事例に―    
                                      (永井 麻美子)
中山間地域における廃校の利用と拠点機能変化―岡山県久米郡美咲町柵原地区を事例に―    
                                      (本間 史人)
「地域調査基礎実習」
岡山県倉敷市の町家とまちづくり―活用主体に着目して―              (亀谷 英太)
備前焼の産地特性と後継者育成の取り組み―同業者団体に注目して―         (西村 敦)
岡山県井原市におけるデニム産業の発展と地域ブランド化の取り組み         (山田 孟史)
架橋による小規模離島の変化―岡山県頭島の事例―                 (山本 球)
 
<長野編>
「地域調査応用実習」
生活空間である共同浴場の観光化の要因―長野県下高井郡野沢温泉村を事例に―     (竹内 大雄)
温泉観光地における外国人観光客受け入れ主体の意識―山ノ内町湯田中渋温泉郷を事例に―
                                         (領家 大泰)
「地域調査基礎実習」
小布施町の地域ブランドの開発と展開                        (上原 由梨香)
観光地としての特色を持つ農業地域における農産物直売所の農業への効果―長野県北佐久郡軽井沢町を事例に―                                     (小川 紗良)
リンゴ栽培の展開と販売戦略の変化―長野県長野市長沼地区を事例に―           (河嵜 友莉香)
街なかにおける交流空間の役割と実態―長野市・権堂地区を事例に―           (坂口 菖子)
蔵の町並みの保存と活用―長野県須坂市を事例に―                   (長 優貴子)
水産物のブランド化への取り組み―安曇野市・信州サーモンを事例に―           (長沼 新之介)
 
2016(平成28)年度 「三重」
「地域調査応用実習」
四日市公害問題の継承と課題                          (荒川朋範)
伊賀市における商店街再編事業の実態-三重伊賀市の新天地Otonari事業を事例にー(高松ひかる)
農村過疎地域における空き家利用の実態-移住者に着目してー              (馬場晶子)
三重県桑名市寺町通り商店街の振興ー活気あふれる商店街を維持してゆくにはー   (船戸敬太)
海浜型民宿地域の変容ー三重県鳥羽市相差地区を事例としてー              (松浦航平)
三重県北勢地域において森林ボランティアが果たす役割ー認定NPO法人「森林の風」を事例にー    
                                        (向田真実子)
伊勢茶の地域ブランド展開                             (安田衿奈)
三重県鳥羽市国崎町の海女漁業と伊勢神宮との関わり                (安田舞衣)
 
「地域調査基礎実習」
答志島における観光資源の開発                            (荒木璃沙)
中山間地域における獣害対策の実態と課題―三重県大台町を事例にー          (石坂美帆)
地域密着型定期市の存続基盤ー四日市市の三滝川慈善橋市場と富洲原四・九の市ー    (今尾峻太)
地域住民によるまちづくり活動の持続可能性ー三重県二見浦地域を事例にー      (沖舘健太)
中規模離島における住民の生活圏ー三重県鳥羽市坂手島・菅島・答志島・神島を事例にー    
                                      (竹内大雄)
在宅後期高齢者における食生活の実態と栄養支援ー三重県多気郡明和町を事例としてー
                                      (田村めぐみ)
農産物直売所を介した地産地消と空間的範囲ー三重県いなべ市の農産物直売所を事例にー    
                                      (永井麻美子)
高齢者支援における住民主体の組織が果たす役割ー都市近郊におけるNPOの活動を事例としてー    
                                      (本間史人)
伊勢市おかげ横丁の発展要因                            (村山 光)
特産品開発による地域振興―三重県菰野町「マコモ」を事例にー           (領家大泰)
 
2015(平成27)年度 「愛媛」
「地域調査応用実習」
湯の集中管理方式が温泉資源利用に与える影響—愛媛県松山市の道後温泉を事例に− (中屋貴久哉)
芝居小屋の活用と地域住民とのかかわり—内子座を事例にー           (小林真子)
愛媛県砥部焼産業の存続において観光地化が果たす役割             (古保龍大)
地方都市における待機児童問題—愛媛県松山市を事例としてー          (高橋奈央)
地場産業の現代への継承の取り組みについての考察—菊間瓦を事例にー      (富田沙希)
教育現場における地域連携交流の活性化の要件—愛媛県興居島小中学校を事例にー (西田佑真)
過疎地域における移動販売車の在り方—大島および大三島を事例にー       (原村 優)
松山市オムニバスタウン計画の実施とその後の展開               (薮下さゆり)
 
「地域調査基礎実習」
西条市における持続的な生活用水の地下水利用—うちぬきに対する人々の意識に着目してー
                                      (朝田湖都美)
地方都市における古着店の展開と類型化—愛媛県松山市の古着屋を事例にー    (高松ひかる)
「フルーツ魚」の開発経緯と課題の考察—「ひめ柑育ちマハタ」と「みかんぶり」を事例としてー
                                      (馬場晶子)
マイントピア別子における産業遺産の観光地化と観光客の特性             (船戸敬太)
愛媛県愛南町におけるグリーンツーリズムの展開と地域的役割             (向田真実子)
離島の地域交流におけるスポーツイベントの役割—愛媛県松山市トライアスロン中島大会を事例としてー                                    (松浦航平)
ご当地グルメを用いたまちおこしにおける情報発信の役割—今治焼豚玉子飯を事例にー(安田衿奈)
伝統技術の観光地化の要因と担い手の意識—愛媛県大須市の鵜飼いを事例にー    (安田舞衣)
 
2014(平成26)年度 「京都・滋賀」
「大学院:地域調査実習」
環境保全活動による地域活性化に関する研究―守山市認定NPO法人「びわこ豊穣の郷」の事例から―
                                       (黄 晶晶)
「学類:地域調査応用実習」
契約栽培を用いた日本酒づくり―京都市伏見区の酒造を事例として―        (安藤圭吾)
観光客の「京都」イメージと観光メディアの関係性                (金子裕貴)
外来魚問題の本質―琵琶湖の外来魚を巡る対立構造から―             (木山桃子)
京都市におけるアニメ聖地―伏見稲荷大社、出町桝形商店街を舞台とした作品の事例比較―
                                  (小西 透・原村 優)
京都・嵐山の観光地における豪雨被害とその復興―2013年台風18号による被害―   (杉本裕美)
京都市における放置自転車問題                         (辻 洋平)
企業間交流がイノベーションに与える影響―京都府京都市を事例として―      (松井 歩)
観光ボランティアガイドの連携推進のための要件―京都府山城地域の観光ボランティアガイド団体を事例に―                                   (村本佳菜)
 
「学類:地域調査基礎実習」
京都市の食育活動と学校給食における地産地消―京都市内の小学校を事例に―    (小林真子)
京都市内における観光客の空間行動の特性                    (古保龍大)
都地域住民主体の水害対策活動における新規・既存住民の比較―京都市伏見区久我地区を事例に―
                                       (高橋奈央)
河川改修事業による地形改変に伴う水害リスク変動―京都府宇治川の流路変更を事例に―
                                       (立花良彬)
鴨川納涼床にみる「京らしさ」についての考察                  (富田沙希)
宇治市塔の島地区の景観保全の動き―河川改修に伴う桜並木伐採を中心に―     (西田侑真)
観光ボランティアガイドの実態―京都府京都市を事例として―          (薮下さゆり)
 
 
2013(平成25)年度 「和歌山」・「福岡」
「和歌山編」
農村における移住者受け入れ団体の役割と地域の変容 ―那智勝浦町色川地域を事例に―
                                      (竹田あやみ)
農業用水を基盤とした社会的システムの変容 ―総合開発事業前後の小田井用水の維持管理を
 めぐって―                                 (谷口晴彦)
ミカン生産における個選経営の役割 ―和歌山県有田地域を事例に―        (藤原 舞)
コンビニを考慮したフードデザートマップの作成―生鮮食料品の店頭販売に着目して―(横谷融紀)
伝建地区指定のプロセスにおける行政と住民の関係 ―湯浅伝建地区を事例に―   (金子裕貴)
伝統芸能の変容と今日的意義 ―太地町の「鯨踊り」を事例として―        (木山桃子)
観光事業を基盤とした村づくり ―和歌山県東牟婁郡北山村を事例に―       (杉本裕美)
農産物直売が農家に与える影響 ―和歌山県みなべ町の梅産地を事例に―     (中屋貴久哉)
地域コミュニティの中での鯨肉の贈答 ―東牟婁郡太地町を事例として―      (松井 歩)
住民主体の町並み保全活動の円滑的な推進要件―海南市黒江の景観づくりを事例に― (村本佳菜)
 
「福岡編」
廃棄物処理場の立地を巡る住民参加について―久留米市宮の陣新ごみ処理施設建設問題を事例に― 
                                       (戴 萍萍)
ウォーターフロント地域における景観づくり―福岡市シーサイドももち地区を事例に―(石水一輝)
都市における移動販売車のあり方 ―福岡市合同庁舎周囲と百道Aビル前を事例に― (齋藤 淳)
九州大学生が抱く「福岡」のイメージ                      (渋谷拓真)
農産物直売所が都市-農村交流に果たす役割 ―福岡県内の農産物直売所を事例に― (古川詩織)
都市再開発事業における行政と住民の相互理解への可能性 ―香椎地区を事例に―  (本郷亮太)
原材料の地域ブランド化 ―福岡のラーメン用国産小麦「ラー麦」を事例として―  (安藤圭吾)
都市再開発事業をめぐる行政と地域社会 ―福岡市渡辺通と春吉地区を事例として― (市川智大)
フードデザート対策としての移動式市場の持つビジネスの可能性―北九州オアシスマーケットを
 事例として―                                (辻 洋平)
福岡市天神地区北天神「親富孝通り」の形成と変容                (小西 透)
 
 
2012(平成24)年度 「広島」・「神奈川」
「広島編」
担い手の変容による伝承芸能の多様化―ひろしま神楽を事例として―(川辺多恵)
新たな交流の場としてゲストハウスが持つ可能性(白石純子)
福山市における箏産地の形成と存続要因(高田紗季)
広島市におけるお好み焼き店舗の集積(細田有希)
人為的地形改変によるペディメントの崩壊-松江自動車道口和IC建設を事例に-(小倉拓郎)
日本におけるLRTの課題と展望―広島電鉄株式会社を事例に―(竹田あやみ)
島嶼観光をめぐる関係主体間の意識のずれ―因島における観光の実態と展望―(古川詩織)
ニュータウン開発における地域的差異とその生成メカニズム
 ―「ひろしま西風新都」を事例として―(本郷亮太)
 
「神奈川編」
地域ブランド化の進行過程に対する飲食店の関わり―鎌倉やさいを事例として―(青石知子)
地域猫活動の実態と今後の展開―横浜市磯子区を事例に―(坂野由美)
フィルムコミッションの課題と今後の展開―神奈川県内のフィルムコミッションを事例に―
 (向山千尋)
地域における銭湯の役割と存続可能性―神奈川県川崎市を事例として―(横山理恵)
Jリーグチームの地域密着―川崎フロンターレを事例に―(石水一輝)
地域社会の中のご当地アイドル―川崎純情小町☆を事例として―(齋藤 淳)
横浜・八景島シーパラダイスにおける観光客の空間行動の特性(渋谷拓真)
神奈川県内陸工業団地の形成・変容―内陸工業団地と行政の関係を含めて―(谷口晴彦)
街コンによる地域活性化の可能性
 ―神奈川県横浜市中区関内地区で開催される“濱コン”を事例に―(藤原 舞)
現代における谷戸の存続条件(横谷融紀)
横浜中華街の変容(大沼理子)
 
 
 
2011(平成23)年度 「兵庫」・「愛知」
「兵庫編」
篠山市におけるヒートアイランド特性(荒川直人)
地域振興における「B級ご当地グルメ」活動の検討−神戸市長田区のお好み焼き店を事例として−
 (谷口 睦)
神戸市長田区におけるまちづくり協議会の存在意義(宮本詩歩)
子どもの生活行動と知覚環境の発達 (山崎太寛)
国際競争によるケミカルシューズ産地の変容−流通販売ネットワークに着目して−(青石知子)
兵庫県における清酒輸出の実態(白石純子)
神戸南京町の発展と伝統祭祀の役割(細田有希)
城崎温泉に見る温泉観光地の可能性と課題(向山千尋)
 
「愛知編」
伝統芸能の地域的な受容と変容−愛知県における沖縄芸能「エイサー」を事例として−(筏井優希)
絵図から見る近世木曽川の河川環境(犬田幸雄)
来訪者属性と観光行動の関連性−名古屋城の来場者を事例に−(佐藤裕子)
近世三河における矢作川を介した新たな社会関係の創出−新田開発・舟運事業の新興−(中山和樹)
現代大須における「ごった煮カオス状態」の形成プロセス(渡辺翔太)
人が迷いやすい空間におけるランドマークの機能(川辺多恵)
「木曽川うかい」の存続要因(坂野由美)
安城市における自転車利用促進策の現状と課題(高田紗季)
地下鉄延伸に伴う沿線地域の変容−名古屋市営地下鉄桜通線野並〜徳重間を事例として−(横山理恵)
 
 
 
2010(平成22)年度 「滋賀」
「地域調査応用実習」
「道の駅」施設運営への住民参加とその推進要件(柿崎速人)
滋賀県内における地域的都市システムの解明(酒井智昭)
認知地図分析におけるアフィン変換の応用‐滋賀県高校生の認知地図を事例として‐(田中雅大)
大津市瀬田の唐橋に対する意識の相違の要因(堀川亜希子)
 
「地域調査基礎実習」
棚田保全に対する住民意識‐滋賀県大津市仰木平尾地区を事例に‐(荒川直人)
京都花街の存続基盤と文化継承(筏井優希)
歴史的町並みの保存の現状‐滋賀県近江八幡市を事例として‐(犬田幸雄)
ヨシ刈りに見る環境保全活動団体の多様性について(佐藤裕子)
長浜市中心市街地における観光まちづくりの実態(谷口 睦)
瀬田川(淀川)における治水事業の変遷‐江戸の浚渫から瀬田川洗堰まで‐(中山和樹)
菜の花エコプロジェクトの成功要件(宮本詩歩)
草津市南部地域におけるマンション立地動向と居住地選択プロセス(山崎太寛)
大津絵の時代的かつ地域的特徴の概観(渡辺翔太)
 
 
2009(平成21)年度 「松本」
辰野町におけるホタル保全活動の展開と課題(浅川 萌)
松本市におけるコミュニティバスの利用実態‐「タウンスニーカー」を事例として‐(柿崎速人)
松本電気鉄道上高地線の利用実態と今後の課題(酒井知昭)
烏川流域の地形発達史(坂本優紀)
地震に対する住民の意識と危険度認識‐松本市を事例に‐(高瀬和也)           
岳沢風穴群における温度環境の比較(高橋一葉)
岡谷市の工業における小規模企業の現状(田中雅大)
松本市における文化振興の取り組みについて(田中美貴)
渓流が周囲の温熱環境に与える影響(戸田文枝)
地域における小宮の「御柱祭」の役割‐諏訪市小和田地区・八劒神社の御柱祭を例として‐(細岡   歩)
松本市中町通りにおける住民主体の景観づくり(堀川亜希子)
 
 
2008(平成20)年度 「岐阜」
「地域調査実習1」(中島)
岐阜羽島駅の利用形態‐駅から・駅までの交通手段に着目して‐(浅川 萌)
大垣市における井戸復活の要因(坂本優紀)
親水空間整備に関する住民評価‐長良川プロムナード計画を事例に‐(高瀬和也)
金華山国有林における植生の分布の違い(高橋一葉)
大垣市におけるレジ袋削減の取り組みについて(田中美貴)           
伊吹山における山道侵食(戸田文枝)
岐阜県安八郡輪之内町における水神信仰の在り方(細岡 歩)
 
「地域調査実習2」(梶川)
市町村合併が与える広域行政への影響‐岐阜県大垣市を事例として‐(五十嵐和彦)
駅前商店街における活性化への課題‐岐阜市玉宮通り商店街を事例に‐(岡本恭彦)
路面電車廃止後の都市交通体系について‐岐阜市を事例に‐(河合俊典)
岐阜市川原町におけるまちづくりに関する研究(小林祥吾)
岐阜市金華地区の観光資源とまちづくりについて(早生 愛)
揖斐川流域の水害防備林と住民の水防意識‐安八郡神戸町を中心に‐(松浦 奨)
都市計画制度からみた大型小売店の立地動向‐岐阜県大垣都市計画区域を事例として‐(松原雄太)
地域住民と都市住民の協働による里山保全‐岐阜県富加町を事例に‐(宮嶋拓雄)
陶磁器産地における生産減少への取り組み‐美濃焼産地を事例に‐(山本恭平)
 
「大学院地域調査実習」(梶川)
GISを用いた小売店舗商圏分析モデルの改良‐岐阜県大垣市を事例に‐(図門烏力吉)
 
                            
2007(平成19)年度 「南加賀」
 
「地域調査実習1」(青木)
小松飛行場における航空機騒音対策事業に対する住民評価(五十嵐和彦)
周遊バスを活用した観光都市の形成−加賀市「CANBUS」を事例に−(河合俊典)
加賀市まちづくり推進協議会と住民自治(小林省吾)
地場産給食事業の導入についての考察−加賀市を事例として−(早生 愛)
加賀市の温泉地におけるインバウンド・ツーリズムの役割と可能性(松浦 奨)
小松市前川周辺地区における白山眺望に関する評価(松原雄太)
地域循環型社会の可能性−加賀市堆肥化事業を事例として−(宮嶋拓雄)
加賀市大聖寺における町屋再生事業−町屋再生事業の成果と課題−(山本恭平)
都市ルネッサンスに伴う小松市駅前中心商店街の変貌(岡本恭彦)
 
「地域調査実習2」(神谷)
ため池の立地と利用−宮地町・塩浜町の事例−(雨宮弘聡)
加賀地方における中小温泉の経営実態(川路陽平)
山代温泉活性化の取り組みとその評価(藤原逹弘)
地域住民による水害ハザードマップの認知・活用に対する水害危険度の差異−石川県梯川周辺地域を例として−(渡邊 慧)
まちづくりにおける景観整備のあり方−山中温泉南町商店街を事例に−(小野寺岳史)
加賀市における観光土産菓子産業の形成過程(佐藤貴史)
 
 
2006(平成18)年度 「富山」
 
「地域調査実習1」(梶川)
富山県の地方活性化事業の成果と課題−NPOグリーンツーリズムとやまを事例として−(雨宮弘聡)
砺波市チューリップ産業の抱える問題と今後の展望(小野寺岳史)
沿線まちづくりにおける富山ライトレールの役割(川路陽平)
伏木富山港地域の観光開発(藤原達展)
富山市の活断層地震に対するリスク管理−避難所の立地場所についての観点から−(渡邊 慧)
 
「地域調査実習2」(中島)
富山県におけるかまぼこ製造業の現状形成の要因(大井将大)
富山県高岡市金屋町における住民によるまちづくり(落合咲貴) 
高岡市のアルミ産業の現状(西嶋雄大)
富山県高岡市福岡町矢部地区におけるコイ養殖業の変容(宮下京美)
水害に対する地域住民の対応の変化−魚津市片貝川沿岸地域を例に−(蓬生大樹)
 
 
2005(平成17)年度 「白山」 
                                     
「地域調査実習1」(神谷)
水路周辺施設の管理とその課題 ―七ヶ用水系山島用水を例に-(大井将大)
おかえり祭りと地域住民 (落合咲貴)
スマートインターチェンジの地域における意味と影響―白山市徳光パーキングエリアを例に― (佐藤貴史)
旧松任市の稲作と農業法人 ―農業離れと大規模農業の発展について― (西嶋雄大)
牛首紬の後継者問題の現状と対策 (宮下京美)
白山市旧鶴来町とほうらい祭り ―地域文化と地域社会との関連― (蓬生大樹)
 
「地域調査実習2」(青木)
地域における地場産業の役割 ―白山なめこ生産を例にして― (阿保光子)
六万山周辺のブナの分布 (池端倫子)
民俗芸能「尾口のでくまわし」の現状と課題 (植弘菜穂)
白山甚之助谷地すべり大規模中間尾根ブロックの動き (小林美幸)
山間温泉地の成立過程とその現状 ―白山麓の温泉を事例に― (早瀬祐子)
酒蔵の雇用形態の比較と変容 ―石川県加賀地方を例に― (藤 共生)
中心市街地活性化の現状と課題 ―旧松任市千代尼通り商店街を例に― (藤川麻未)
過疎地域の公共交通対策 ―鳥越コミュニティバスを事例に― (光山敬史)
白山市合併後の1年を振り返る (佐々木伸)
 

2004(平成16)年度 「京都・滋賀・奈良」
 
「地域調査実習1」(中島)
琵琶湖集水域の開発にともなう人々と湖の関係変化-守山市木浜地区を事例として- (阿保光子)
木津川,上津屋橋付近の植生分布 (池端倫子)
戦後の京都嵐山における観光地の発展過程 (植弘菜穂)
ノーリリースありがとう券事業の成果と課題 (小林美幸)
京都市における高校生の地名イメージと生活区の関係について (早瀬祐子)
近江八幡市八幡堀再生と住民意識 (藤 共生)
京都市の町家保全・再生活動について (藤川麻未)
京都市における町並み保存運動と住民意識-上京区千両が辻を例に- (光山敬史)
高齢者の買い物行動-大和郡山市中心部を事例として- (佐々木 伸)
 
「地域調査実習2」(梶川)
京都府園部町における中心市街地再開発計画とその問題 (安藤俊人)
京都府京北町における小学校統合の影響 (坂井志穂)
コミュニティバスを利用した亀岡市住民の交通行動 (高橋功太郎)
伝統産業の存続基盤と新時代対応-京漆器産地を事例として- (田中 悠)
女性・高齢者が主役の農業-京都府和知町の水菜栽培を事例として- (野村ひとみ)
京都競馬場が周辺地域に与える影響 (大谷俊二)
流通から見たブランドイメージの維持-宇治茶を例に- (武井利浩)
 
 
2003(平成15)年度 「奥能登」
 
「大学院地域調査実習」(神谷)
李 永植(M1):過疎地域における葉たばこ耕作の現状 ―石川県珠洲市を例に―
 
「地域調査実習2」(神谷)
長 友里恵:輪島朝市および輪島観光の現状と維持・発展
寺内めぐみ:地域ブランドと企業間競争 -石川県珠洲市の製塩業を例に-
北條純夏:海士町における住民の空間認知
山本卓巨:沿道住民から見た都市ルネッサンス事業の実態
 
「地域調査実習1」(青木)

安藤俊人:輪島市三井地区における林業と村落の推移
坂井志穂:柳田村の小学校統合による影響
高橋功太郎:輪島を中心とした鮮魚流通空間
田中 悠:輪島漆器業における木地職人の技能者再生産の現状
野村ひとみ:柳田村特別村民制度の20年の成果と今後の課題
武井利浩:輪島市白米地区におけるボランティアによる千枚田耕作
奥能登の地誌
奥能登の地形・気候・植生 (李 永植・山本卓巨・野村ひとみ)
奥能登の歴史・文化 (長 友里恵・佐々木 伸)
奥能登の農・林・漁業 (北條純夏・田中 悠)
能登の製造業 (武井利浩・坂井志穂)
能登の交通・人口 (安藤俊人)
奥能登の商業・サービス業 (寺内めぐみ・高橋功太郎)
 
 
2002(平成14)年度 「三重」
 
「地域調査実習2」(梶川)
有村竹識:スポーツイベント・施設と地域の結びつき-三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットを事例に-
泉 勝洋:通信販売利用と小売商業環境との関係
大石 翔:町並み保存に対する住民意識-三重県鈴鹿郡関町「関宿重要伝統的建造物群保存地区の事例」-
 
「地域調査実習1」(中島)
大谷俊二:四日市における大気汚染補償救済制度の運動論的考察
桑原彰子:生産地域限定でブランドは守れるか-松坂牛のゆくえ-
長 友里恵:内宮門前町「おはらい町」のまちづくりの方法とその特質
寺内めぐみ:公営競技場とまちの関係-津モーターボート競争場(津競艇)と三重県津市を例に-
長村健太郎:亀山のろうそく産業
北條純夏:近鉄による志摩の観光開発の歴史と現状
山本卓巨:上野町銀座通り商店街の現状とこれからについて
 
 
2001(平成13)年度 「福島・滋賀」
 
「地域調査実習2」(守屋・杉浦)

樫山伸世:郡山市中心商店街における店舗構成の変化と今後の課題
斉藤 崇:福島県南部西白河郡大信村の斜面崩壊
佐野美代子:郡山市における電機工業労働力についての考察
坪井葉子:会津若松市における清酒業の現状
増永潤哉:農産物の特産地域の形成過程とその要因―会津地方におけるグリーンアスパラガスを例に―
宮岸幸平:農業村落における大規模住宅開発と村落社会へのインパクト―福島県岩瀬村の事例―
山本千穂:福島県南部西郷村段ノ原地区における崩壊地形とその形態
 
「地域調査実習1」(神谷)
有村竹識:交通結節点を活かした米原町のまちづくり
泉 勝洋:滋賀県栗東市における産業廃棄物処分場問題
大石 翔:街路整備に伴う中心市街地の変容―彦根市「夢京橋キャッスルロード」の事例―
 
 
2000(平成12)年度 「白峰・山陰」
 
「地域調査実習2」(中島)
新井俊祐:白山ろく広域連合における介護サービスの利用状況
園 大志:新白山火山の火口と堆積物
濱名拓郎:一部事務組合における山村部と都市部のごみ処理業務の現状と費用負担―松任石川広域事務組合に参加する白峰村と松任市を事例として―
山崎昌宏:白峰村における観光による地域振興と住民のかかわり
渡辺大樹:変わりつつある「まつり」とそれに対する住民意識―白峰村白山祭りを事例に―
 
「地域調査実習1」(梶川・杉浦)
小口英二:松江市にみられる「水を活かしたまちづくり」の実態―松江堀川・宍道湖を例に―
斉藤 崇:鳥取県弓ヶ浜半島の成因とその発達史
佐野美代子:米子市彦名町における葉たばこ栽培の現状と今後の展開についての考察
坪井葉子:城下町松江の特性と変貌及び町並み保存の現状
増永潤哉:松江市の観光動向
宮岸幸平:数年来卓越してみられる山陰地方平野部と北陸地方平野部の降雪量逆転現象について
山本千穂:大山火山の地形と地質
 
 
1999(平成11)年度 「長野」
 
「地域調査実習2」(神谷)

村上 真:須坂市における景観行政
渡辺岳司:飯綱山の火山噴火史
阿部さおり:長野市保科山周辺地域における崩壊地形とその分類
大西裕子:奥信濃国境地帯における防衛の城―長野県飯山地方の中世城館―
岡村貴康:市民派議員と地元―ある長野市議会議員を事例として―
梶浦良恵:善光寺大地震による大洪水と川中島周辺の地形形成過程
山下修平:長野市権堂商店街における構造変化と今後の課題
 
「地域調査実習1」(守屋)

新井俊祐:佐久市における工業の現状
樫山伸世:長野市と小諸市の商業(まちづくり)について
園 大志:浅間・草津白根火山の地形と発達史
濱名拓郎:長野市・松本市のごみ対策事業
山崎昌宏:長野のオリンピックとその後の都市開発について
渡辺大樹:長野県東信地域の園芸農業と群馬県吾妻郡嬬恋村の高冷地農業
 
 
1998(平成10)年度 「福岡」
 
「地域調査実習2」(梶川)

金子昌弘:福岡市中央区・博多区における屋台営業の実態と諸問題
東 良憲:博多湾周辺の第四系・第三系堆積相および阿蘇山における火山性堆積物の観察
福岡雅則:道路整備が周辺に与える諸影響―福岡市都市計画道路塩原野間線を事例として
 
「地域調査実習1」(中島)
大西裕子:筑豊―田川市を中心に―
阿部さおり:北九州における近代の工業発達と現在への影響
山下修平:北九州市小倉の都市再開発
村上 真:小倉と博多に見る近世都市の変容
岡村貴康:福岡市の都市再開発について
梶浦良恵:福岡筑後の伝統文化―八女市・大川市を訪れて―
渡辺岳司:阿蘇中岳における火山堆積物の観察
 
 
1997(平成9)年度 「北海道・沖縄」
 
「地域調査実習2:北海道」(守屋)
石川嗣人:新日鐵室蘭製鉄所と室蘭市輪西地区の変容
高橋 順:室蘭市中心地における都市計画事業
苅谷邦人:伊達市における野菜の集出荷
鶴来谷慎:伊達市の野菜生産
和田弘子:大型量販店・商店街活性化事業に関する考察―北海道伊達市を事例に―
藤原 義:温泉観光地が抱える諸問題についての考察―北海道洞爺湖温泉を例として―
須田一喜:噴火湾におけるホタテ養殖の概要―虻田郡豊浦町を事例として―
大村直美:有珠火山の地形発達史
北川裕樹:有珠火山銀沼火口内露頭の記載
大村直美:有珠火山北東麓ドンコロ山スコリア丘露頭の記載
昇 恭子:有珠火山南麓の砕石場の露頭
北川裕樹:羊蹄火山の地形
尾崎雄二:クッタラ火山の地形
 
「地域調査実習1:沖縄」(神谷)

福岡雅則:日本の楽園 座間味村
丸山久美子:那覇 新しい時代に向かって
東 良憲:沖縄の隠された核心部・基地のある町
金子昌弘:沖縄本島南部について
 
 
  地域調査実習報告書
2018年度 「静岡
2017年度 「岡山長野
2016年度 「三重
2015年度 「愛媛
2014年度 「京都滋賀
2013年度 「和歌山」「福岡
2012年度 「広島」「神奈川
2011年度 「兵庫」・「愛知」
2010年度 「滋賀」
2009年度 「松本」
2008年度 「岐阜」
2007年度 「南加賀」
2006年度 「富山」
2005年度 「白山」
2004年度 「京都・滋賀・奈良」
2003年度 「奥能登」
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1997年度 「北海道・沖縄」