2013年度におこなった「地域調査実習」の報告書が刊行されました。 今回も受講生が2年生と3年生、大学院あわせて20名という大所帯となったため、調査対象地域によって受講生を2つのグループに分け、一つのグループは和歌山市をベースとして和歌山県全域を、もう一つのグループは福岡市をベースとして福岡県全域をそれぞれ調査対象としました。報告書では両グループをまとめて1冊としました。
全体としてはまだまだ調査不足の感は否めず、地域調査として必ずしも十分な成果を収めたとは言い難いかもしれません。本書における内容も、資料の扱い方や分析方法、論理構成などの点においてまだまだ不十分なものばかりであり、その点で皆様からのご叱咤・ご批判をお願いするばかりです。
なお、現地調査にあたっては各自治体の関係部署、およびその他の数多くの関係機関、関係者にお世話になりました。すべてのお名前を挙げてお礼を述べることができない非礼をお許しください。またお忙しいさなか、学生の聞き取り調査に辛抱強くご協力いただいた商店や事業所、団体、そして地元住民の方々にはたいへんお世話になりました。この場を借りて厚くお礼申し上げたいと思います。
なお、各章のタイトルと執筆者を「教室の出版物」のページに掲載しましたので、詳しくは「教室の出版物」をご覧下さい。