地理学教室では、2009年9月7日から11日まで松本市およびその周辺地域において地域調査実習をおこないました。
教員2名と学生および大学院生11名のあわせて13名が参加しましたが、テーマは河川流域の地形発達史や渓流沿いの温熱環境、気候と植生の関係、諏訪湖周辺の祭りと地域社会の関係、コミュニティバスの利用実態、岡谷の精密機械工業などきわめて多岐にわたりました(学生1人につき1つのテーマなので全部で11のテーマがあります)。調査対象地域も北は安曇野から南は辰野、東は諏訪から西は上高地までたいへん広範囲におよびました。
2年生には初めての地域調査でしたからいろいろと戸惑うこともあったようですが、3年生も含めてみなさんそれぞれ自分のテーマに熱心に取り組んで聞き取りや測定、資料集めにはげんでいました。これらの地域調査の成果は年度末に発行される地域調査実習報告書に掲載の予定です。