中島の調査「東南アジアにおける日系林業資本の森林開発に関する調査」の一環で、マレーシアに行ってきました。ボルネオ島サバ州のコタキナバルを訪れて関係者への聞き取り調査をおこなうとともに、サバ州中部ケニンガウ周辺で行われている日系企業による植林事業と合板工場を見学してきました。地理学研究室から学生も1名参加して、日頃はなかなか訪れる機会のないボルネオ島の森林を見てきました。ボルネオ島の人々の雄大でのんびりした暮らしに触れるとともに、ボルネオ島の奥地にも着実に開発と発展の波が押し寄せていることを実感しました。また、ボルネオ島からの帰路には首都クアラルンプールと古都マラッカを訪れ、近代的な高層ビル群と伝統的なショップハウスという対照的な都市景観を見ることができました。